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近用クロスグリッド

  • suishodo3
  • 2025年7月15日
  • 読了時間: 2分

更新日:2025年7月16日


視力測定の際、遠用完全矯正値を求めた後、近用度数を測定します


測定方法は【 近用視力表 】や【 近用レッドグリーン 】を活用する場合もあります


今回は【 近用クロスグリッド 】を活用します(目的距離 眼前40cm)



遠用完全矯正値を測定後、近用PD、クロスシリンダーをセットします


疑似的に乱視眼状態になり、前焦線~最小錯乱円~後焦線 が発生します


老視眼や調節力が低い方は、遠用完全矯正値のまま眼前40cmに焦点を合わせようとする

と、網膜後方に焦点が移動します


網膜により近い前焦線が際立つため、近用クロスグリッドの横線が濃く見えます



プラス度数を付加し続けることで、焦線が前方に移動し、最小錯乱円が網膜上に近づいてきます


縦線、横線が均等の濃さになったところが、網膜上と最小錯乱円が重なる位置です


付加し過ぎると後焦線が網膜に近づくため、縦線が濃くなります


※ 高加入度(高齢)の方は、ゼロからスタートしてしまうとクロスグリッド自体がボヤけて判別がし難くなります

年齢に応じて、ある程度のプラス度数を付加してから測定した方が良いです


※ 線の色が黒色ではなく、青色や赤色に滲んで見える時がありますが、これは色収差が発生した場合が考えられます



近用度数は他の方法でも求められますが、大切な点は【 正しい遠用完全矯正値 】です


遠用で球面、乱視過不足や乱視軸誤りで測定を進めてしまうと、近用も誤った値で終えてしまいます


逆に、近用視力値が思わしくない場合、遠用度数を見直すと改善する場合があります





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